v1.7 はカオスのシナリオを6本追加し、Failure Lab をフリープレイに持ち込みます。クラスタを組み、ブローカーを落とし、ネットワークを分断して、復旧していく過程を追えるようになりました。
Kafka Simulator のカリキュラムは、これで 122 本中 80 本をカバーします。
Failure Lab
これまで障害は、台本のあるシナリオの一部でした。ブローカーが落ちる様子は追えても、別のブローカーを選んだり、同じ障害を自分のトポロジーで試したりはできませんでした。
Failure Lab は、その操作をフリープレイで手渡します。
- ブローカーを落とし、また起こす。 ブローカーが消えたときリーダーとレプリカに何が起きるかを見て、それから戻す。
- ネットワーク分断をつくる。 クラスタを分け、どのパーティションがリーダーを保ち、どれがリーダー不在になり、ISR がどう変わるかを追う。
- 復旧を見る。 ネットワークを回復させるかブローカーを再起動し、立ち直っていくクラスタを一歩ずつたどる。
新しい6本のシナリオは、結末の分かっている障害を案内します。フリープレイでは、トポロジーも障害もあなたが選びます。
そこに、シナリオが扱わない問いの余地が生まれます。落ちたのが別のブローカーだったら? 一台目が追いつく前に二台目を失ったら? 本物のクラスタを立てることも、あとで片づけることもなく試せます。
Failure Lab は操作の記録も残します。障害も、書き込みも、設定変更も、?actions= リンクが使うのと同じログに現れるので、共有リンクが何を再生するかを確かめられます。
スマホでより使いやすくなったプレイグラウンド
プレイグラウンドは、以前からスマホで開くことはできました。使うとなると話は別で、ラベルは小さすぎ、操作系が図を押しのけ、詳細パネルを開くとクラスタを追いきれなくなっていました。
今回のリリースでは、このレイアウトを作り直しました。
- ラベルは大きく、無駄な余白は少なく。 図が中身により近く収まり、停止しているブローカーはオフライン状態を示すヘッダーに畳まれます。
- ドラッグできる詳細パネル。 現在のステップを下に出したままにするか、パネルを引き上げてクラスタと並べて読むか、全面まで開くかを選べます。
- 小さくなった操作系。 ツールバー、再生速度、タイムラインが占める場所が減りました。
マルチ DC の図の一部で、端のラベルが切れていた問題も直しました。あれは読みにくいどころか、まるごと消えていました。
シナリオを探す
シナリオ・ライブラリが、ID とタイトルでの検索、件数付きの難易度フィルタ、所要時間による絞り込みに対応しました。デスクトップでも同じように使えます。
シミュレータを開いてクラスタを組み、ブローカーを一台落としてみてください。